【スーツが似合わない原因は体型ではなかった!スーツ選びのポイントとは?】

「どうせ自分はスーツが似合わない…」

「なんだかスーツがしっくりこない…」

「似合ってないけど仕事で着ないといけない…」

毎日のようにスーツを着るなかで、漠然とこんな悩みを抱えていませんか?

お店で聞くのもなんだか気が引ける、とはいえ誰に聞けば良いかも分からない。

機材商社、医療機器メーカーの営業マンとしてスーツを着続け、

今までに20着以上のスーツを作った筆者の経験と失敗から

似合うスーツの選び方を解説していきます。

1.スーツが似合わない原因とは?

「なんとなくスーツがしっくりこないけど原因も分からない…」

「太っている/痩せているからどうせスーツは似合わない…」

そもそもスーツが似合わない原因は何なのでしょうか?

ポイントを3つあげてみましょう。

正しいサイズを選んでいない

スーツが似合わない原因の代表格は、正しいサイズを選んでいないことです。

・袖が長い

・裾が短い

・襟が浮いている

これら3点の大きさが合っていないと、

相手からもスーツが似合わないように見えてしまいます。

まずは正しいサイズのスーツを選ぶことを心がけましょう。

姿勢が悪い

スーツのサイズが合っていても、姿勢が悪いと台無しです。

・首が前に出ている

・猫背気味

・つま先が外を向いてガニ股

こんな姿勢だと、サイズが合っているスーツも似合わなくなってしまいます。

スーツを着ている時は、以下の点を意識してみてください。

・軽くあごを引いて視線は正面

・肩甲骨を寄せる意識で少し胸を張る

・つま先は真っ直ぐ前を向く

これだけでも、スーツ姿の印象が変わるはずです。

まずは、スーツを着ているときの姿勢を意識してみましょう。

スーツが似合わないと思っている

自分はスーツが似合わないと自信をなくしていませんか?

自信のなさは姿勢や表情にも現れてしまいます。

「あの人はスーツが似合うな」

「いつもおしゃれだな」

あなたの身の回りや有名人で、このように感じる方を思い浮かべてください。

その方はスーツ姿に自信があると感じませんか?

この自信は、体型やスーツの値段ではなく知識から来るものです。

当たり前ですが、誰でも最初は知識が少ないままスーツを買います。

基本を押さえて「スーツが似合わない」を払拭すれば

今より自信がついてスーツが似合うようになっていきます。

2.どんな体型でもスーツは似合う?

結論、どんな体型でもスーツは似合います。

先ほど書いた通り、似合わない原因の多くはサイズが合っていないことです。

「スーツは西洋のものだから」と思う方もいるかもしれませんが、

欧米人でもサイズが合っていなければスーツは似合いません。

次の項目でスーツ選びのポイントをあげてみました。

自分に合うスーツを選んでいきましょう!

3.スーツ選びの3つのポイント

着丈を意識したサイズ

ここまでにお伝えした通り、スーツを着る上でサイズはとても重要です。

スーツを作る際、購入する際は、

袖、裾、襟など様々な箇所のサイズを意識する必要があります。

中でもジャケットの「着丈」は非常に大切で、

着丈が合っていないとスーツが似合っていない印象が強くなります。

お尻が半分〜3/4程度かくれる着丈のスーツを選びましょう。

パンツはシワの目立たないクッションで

着丈も重要ですが、パンツの丈もとても大切です。

トレンドは短めのノークッションですが、

短すぎると悪目立ちしてしまいます。

スーツの購入を考えている方は、ハーフクッションを選んでみてください。

TPOを考えたスーツ選び

ジャケット、パンツのサイズは完璧。

でもTPOに合っていなければ台無しです。

ビジネスシーンでは、下記を選べば外すことはないでしょう。

・柄

 ペンシルストライプもしくはシャドーストライプ

・色合い

 ダークネイビー ダークグレー

写真は筆者私物のペンシルストライプ、ダークグレーのスーツです。

使い勝手が良く、とても重宝しています。

4.はずしたくないスーツの着方

スーツとシャツのバランス

ポイントを押さえたスーツが選べたら、シャツもしっかり選びましょう。

シャツにもいくつかポイントがありますが、気をつけたいのが袖先です。

シャツがスーツの袖から完全に隠れてしまったり、

極端にスーツの袖から出過ぎたりしていませんか?

シャツの袖は、スーツの袖から1.5cm〜2cmほど見えるぐらいがベストです。

靴とベルトの色

見落としがちなのが靴とベルトの組み合わせです。

あまり目立たないベルトですが、ベルトと靴の色がちぐはぐだと

おかしな印象を受けます。

黒い靴には黒いベルト、茶色の靴には茶色のベルトを合わせましょう。

ソックスの丈

ビジネスシーンでは、パンツの裾から素肌が見えるのはNGです。

座った際にパンツの裾が上がるのを計算して、

素肌が見えないよう、少し長めのソックスを選ぶのが正解と言えます。

5.まとめ

今回の記事では

・スーツが似合わない原因と解決法

・正しいサイズやポイントを守れば、体型に関係なく誰でもスーツは似合う

・スーツを着る際のシャツや小物の合わせ方

について解説しました。

苦手意識がある方も、ポイントさえ押さえればグッとスーツが似合うようになります。

初めの一歩、少しの変化が大切です。

自分の変化を自覚すると、スーツ選びが楽しくなるはずです!

スーツやシャツをオーダーする際の注意点はまた別の記事でお伝えしますので、

是非お楽しみに!

筆者自己紹介

元アパレル勤務の両親のもと、ファッションに口を出されること30余年。

10年以上営業マンとしてスーツを着続け、常に自分に合ったスーツを模索。

「スーツを着る」が楽しくなる情報を発信します。

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